3歳になるケッタは、猫年齢でいえばもうオトナと言ってもいい年頃だけど、オスにしては小柄。対するててぃんは骨格じたいが大きい猫なので、ケッタと並ぶとふた回りは大きく見える。見た目が小さく見えることと、まだまだやることが子供っぽいこともあり、いつまで経ってもかあしゃん達はケッタをおチビの子猫扱い。小さくて可愛いから、未だに「でちまち語」で話させてますしねぇ。
でも小柄でもケッタも男の子。毎日ててぃん兄ちゃんにちょっかいをかけてフタリでごろんごろんとプロレスごっこにいそしむ毎日。
おチビがいると、9歳のててぃんも本気で応戦。3年前ケッタが家に来るまで、少しメタボだった体型も、毎日フタリで遊び始めたら引き締まってきていい感じ。
しかし、いくら体型が大きいからと言っても、ててぃんも人間年齢にすればそろそろシニアに近づいているお年頃。いよいよ世代交代の日がやってきてしまうのか!?
でもまだまだててぃんも負けていない。長いお手手とあんよを最大限に使って、ケッタの動きを封じ込めようと白熱した猫プロレスを展開している。
最後はてしっと前脚でケッタの体を封じて、高らかに勝ち名乗りをあげるててぃん。ケッタは「むうう。また勝てなかったでち!」と恨めしげな顔をしてイカ耳になって勝負は終了。
ててぃん兄ちゃんの強さはまだまだ健在。末っ子ケッタにはもう少しおチビで可愛いコドモでいて欲しいから、世代交代はもう少し後がいいや、と思うかあしゃんなのでした。