猫は人を騙すのが上手。朝も夜もおやつももらってないんでち〜。お腹ぺこぺこでち! と憐れな顔で、ごはん皿の前でアピールするケッタ。
とうしゃんならケロッと騙されて、「可哀想に、今ごはんをあげるでちからね〜」とやってしまうところだが、かあしゃんに通じると思うのは甘い!
朝も夜も夜おやつのちゅ〜るも食べたクセに(あげたのは私だ!)、何言ってるんだか。
でも夜中になると小腹減るよね〜。かあしゃんも夜食を食べたいけれど、太るからグッと我慢してるんだもんね。
そこで、空腹を紛らわすための嗜好品を、猫の皿に入れてやる。
それは猫界の違法ドラッグ、マタタビの実!!!
ウンウン、いい匂いでしょ。人間にはマタタビの匂い、さっぱりわからないけど。
マタタビの実を取り上げると、両手でちょうだいするくらい好きらしい。
そのままマタタビの実を咥えて逃亡。別の場所で匂いを嗅いで転がったり、じゃれたりしながら楽しんでいる。
マタタビの実は、旅人が食べると、また旅ができるようになるくらい元気になると言われているけれど、猫もそうなのかな。
猫が夜中に小腹が減った、何かくれ〜! 要求をそらすのには、これが一番!なのでした。