ケッタくん、窓際にいつもこのポーズで座っていることがよくあるのだけど、うちではこれを「スフィンクス座り」と呼んでいる。
スフィンクスといえば、質問を出して正解でないと前を通してくれないもの。ケッタくんのスフィンクスも然り。さて、今日の質問は何?
「朝は4本、昼は4本、夜は4本の生き物は何でちか?」
えー、普通スフィンクスが言うのは、朝4本、昼2本、夜3本で人間じゃないの?
えーと、じゃあ、猫とか犬とか?
「なんで間違えるでちか。正解はこの家で一番可愛い生き物でちよ!これじゃあボクの前を通す訳にはいかないでち!」
ああ、猫は猫でも、可愛いケッタくん!
これで通してくれるのかな?
「正解でち。それは可愛いケッタくんでち。この質問は基本中の基本でちよ」
はいはい、じゃあ前を通してくれるのかな?
「まだ大切なことが抜けてるでち。ここを通りたいなら、僕をナデナデしないとダメでちの」
はいはい、ケッタくんは可愛い。ナデナデナデ。
これをしないと、ウチのスフィンクスが前を通してくれません。可愛いけど、面倒臭いオトコなのでした。