我が家のリビングのゴミ箱のゴミ捨てには掟がある。
其の一、ゴミ箱に食べ物を捨てるべからず(ケッタが荒らすから)。
其の二、ゴミ箱に食べ物の匂いがついたものも捨てるべからず(ケッタが荒らすから)
其の三、ゴミ箱にお菓子の包装などのぴらぴらを捨てるべからず(ケッタが異食するから)
乳飲み子で捨てられた過去はあれど、離乳前から人の手で育てられたケッタは食べ物に困ったことなどないはず。なのに異様に食べ物への執着が強い。飼い主のご飯中に、炊飯釜に挿したしゃもじにくっついた米粒にものすごい勢いで食いついたり、一瞬目を離した隙に、食卓の卵焼きをがっついたことまである。
ゴミ箱に、食べ物や食べ物の匂いのついたもの(クッキーの袋とか、カップラーメンのフタとかもNG)を捨てようものなら、体を突っ込んで食べようとしたり、起こしても起こしてもゴミ箱をひっくり返す。
私は決して食べ物の残りなどをリビングのゴミ箱には捨てないけれど、とうしゃんはしばしば掟を破って捨てることがあるので、そうなるとケッタが早速やってくる。
ケッタがゴミ箱から何か取ろうと体を突っ込んでいるから、とうしゃんが何を捨てたのかと思ったら、ファミチキの包み紙。
こんなチキンの香りのするものを捨てた日には、食欲魔人のケッタが執拗にゴミ箱に興味を示しても無理はない。
やめなさい! 何食べてるの! と、ケッタの口元を見たら、ファミチキの包み紙をペロペロやっているし。
食うに困らせた事などないのに、どうしてゴミ漁り癖が抜けないのか謎が謎を呼んで、次回に続くのであった😓(嘘です、続きません)。