猫まみれの日々

猫専門アパートを営む大家と、ノルウェージャン・フォレストキャットのふうとちゃんすけ、ペルシャの花、元保護猫ててぃん、ケッタのうちの5匹の猫たちのオモシロ楽しく賑やかな日常と、お役立ち猫知識などをほぼ毎日更新でお送りします。 ... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

新しいタワーがやってきた!

今まで使っていた猫タワーも8年目を迎え、麻縄は剥がれる、生地むき出しになるわで、ソロソロ買い替えどきかと思いまして。 それに、すっかりお年寄りになったふうちゃん、花ちゃん、ちゃんすけが、タワーに登れなくなっちゃったのデス。老猫でも無理のないジャンプできる高さは30cmと、建築関係の人が買う専門誌なのに、猫特集の号だけ完売したという「建築知識 猫のための家づくり」を読んだら書いてあったので、さらに歳を取っても登れるようにと、高さ25cm間隔の大型猫用タワーを買ってみたのでした。 で、やって来ました。ニュー猫タワー! 箱から部材を出して、組み立てようと床に置いたら、猫たちがわらわらと様子を見にやってくる。猫って、おもちゃを家に持って帰ったり、通販が届いた瞬間に自分のモノだとわかるみたい。 苦節40分、やっとタワーが組みあがった!!! 出来上がった途端に、ケッちゃん凄いテンション高っ!... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

でぶねこダイエット大作戦!

気のせいか、ここのところちゃんすけが大きく見える。 うーん、うっかり太らせちゃったかな。 去勢手術をしてからホルモンのバランスが狂ったらしく過食傾向があって、一番重いときで、なんと7キロ台になってしまったこともあり、獣医さんに「猫を糖尿病にしたいんですか!」と叱られてしまった。以来、エサは時間を決めて決まった量を出すようにしていたんだけど。 「お腹減った!もっとごはんちょうだい!」の要求についつい心が折れるときがあって、餌の量を多めにしてしまっていたらしい。 とりあえず、ちゃんすけを体重計に乗せてみる。 あちゃー。5.53キロ。ちゃんすけの理想体重が5.2キロなので、300gくらいオーバーしちゃってるな。 ちゃんすけは心臓病の持病があるので、体重が増えると心臓への負担が大きくなるので、ダイエットが必要になってくる。 ちゃんすけ、悪いんだけど、またダイエットしてくれるかな。 獣医さんに指示された、猫のダイエット法っていうのがあるんですよ。これで一時期7キロ台だったちゃんすけを、5.2キロまで痩せさせた実績あり。 まず、鶏のササミを買ってきて、ボイルする。茹でた後のスープも、猫に飲ませるので(すごく喜んで飲むのです)、捨てないで取っておく。 ササミ1/2本を手で細かくほぐしまして、猫に必須の栄養素、タウリン散1/2包を振り掛け、よく混ぜる。これを1日2回、猫に食べさせれば、300gくらいなら半月くらいで体重が元に戻るのデス。 ちゃんすけ、美味しいかい? 「めっちゃうんまいニャ!でもちょっと量が少ないかニャ〜」 そういう時は、ササミの煮汁をお皿に入れてやる。名付けて、「水っ腹でお腹がふくれた気持ちにさせる作戦!... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

ねこ、飼い主をDVする

うちの猫たちは、猫の朝ごはんの時間に起きてこない飼い主には、何をしてもいいと思っているらしい。 うっかり休日に寝坊でもしようものなら、この有様。 言い訳するわけじゃないけど、ほんの30分、寝坊しただけなんですよ。 ててぃんは顔の横で「あおーん!」と大声でわめく。 ケッタは私の胴体の上をどどどどっと駆け抜ける。 ふうちゃんは、肉球で私の顔をぺちぺち。 気のいいちゃんすけは、寝ている私の布団のまわりをゴロゴロ音を出しながらウロウロするだけだけど。 それらの攻勢を無視して寝ていると、うちの最小にして最強の女、花ちゃんが前足を私の腕にかける…、フリをして、容赦のない爪攻撃を仕掛けてくる。 最初はあくまでも可愛らしくしおらしく、「あん…」とか小声で鳴きながら、本気で爪出してくるんですよ。 花ちゃん、寝坊しただけでこんなに引っ掻くのは、ちょっとひどくない? 絶対確信犯でやってる!!! ああ、今日も腕がボロボロ。 かくして、あまりの痛さに寝坊すけの飼い主は起き上がり、猫の餌を用意するのでした。 最近では、ふうちゃんの攻勢も強くなり、肉球で顔を叩くときに「ちょっとだけ爪を出すと、飼い主が飛び起きる」コトを学習されてしまった。 腕と顔に攻撃を受けたら、そりゃ即座に飛び起きる!飛び起きますとも! これって、猫による飼い主の虐待とかDVとかじゃないんだろうか。 寒い朝にもうちょっとだけの惰眠を貪るのは、この子たちと暮らす限り無理みたいデス。 ... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

病気の猫の給餌法と病中食5つ

うちのててぃんは猫エイズキャリアなので、免疫が低く、1歳のときに拾ってから2年くらいは、3種混合ワクチンを打っていても猫風邪にかかったり、咽喉炎や口内炎でごはんが食べられなくなることがよくありました。 猫は口や喉が痛かったり、熱が高かったり、猫風邪などで鼻が効かなくなると餌を食べなくなってしまうことがあります。猫風邪はヘルペスウイルスやカリシウイルスによるものですが、ワクチンを打っていても、免疫が落ちていると抗体がつかず、かかってしまうことがあります。猫風邪をひいて食欲がないときというのは倦怠感、口内炎、鼻づまりによる嗅覚不能が主な原因。 そんな時に飼い主ができることは、しっかりと猫に食事をさせて体力を落とさせないことです。猫は食べない日は続くと肝臓の数値が悪くなってしまいます。病気の猫の給餌法について、私がやっている方法をいくつかご紹介します。 まず、高栄養の病中食を、自力で食べることができるか、猫の前に置いて様子を見ます。もしほとんど食べない、全く食べないときは、強制給餌が必要になります。 強制給餌とは、指やシリンジを使い、強制的に餌を食べさせることです。 強制給餌のやり方 1.指で食べさせる これは飲みこむ力のある若い猫に向いている方法です。下記で紹介しているぺースト状やゼリー状の餌とお湯を用意します。猫をうつ伏せにさせて、ペースト状の餌を指に取り、猫の口を開けて上顎にペーストを塗りつけます。このとき、猫を絶対に仰向けにしないこと。誤飲する恐れがあります。また、暴れる子はタオルで体を巻いて、足で挟むようにして保定しましょう。量は、猫の口に合わせた量で、少なめから始めた方がよいです。 2.シリンジで食べさせる方法 指で与えても吐き出してしまう場合は、大きめのシリンジで与えることになります。まず用意したシリンジに、お湯でゆるめたペーストやゼリー状の餌を入れます。猫の犬歯(牙)の後ろあたりにシリンジの先を差し込み、少しずつ、ゆっくりシリンジを押して餌を給餌します。理想のペースは、猫が舌でぺチャぺチャ舐められるくらいのスピード。 猫の病中食5つ 1.ヒルズのa/d缶を食べさせる a/d缶を少しだけお湯でゆるめて、人肌より少し高めの温度にして匂いを立たせたものを猫に食べさせます。自発的に食べれないようなら、シリンジで強制給餌します。うちの猫の主治医の指示では、1日に1/2缶食べれば大丈夫とのこと。残ったa/d缶は、製氷皿に入れて冷凍。猫にあげるときは解凍して使うと、風味が落ちず猫が食べてくれます。 2.ウォルカム高栄養免疫サポートを食べさせる 粉末状の高栄養の病中食です。ぬるま湯で溶いて、猫に食べさせます。嗜好性が高いので、食欲のない猫でもこれは食べてくれることがあります。自発的に食べることができないときは、シリンジで強制給餌します。 3.ニュートリカルを食べさせる 少量で1日の栄養が摂れる病中食です。ゼリー状で高カロリーの流動食。指に取って舐めさせるか、猫の顎の上にくっつけて飲み込ませるなど、猫の状態によって、工夫して食べさせてみましょう。ティースプーン1.5杯を1日3~4回給餌します。 4.ササミや毛羽先の煮汁にゼラチンを溶かす これもうちの猫の主治医に教えられた方法ですが、ササミや毛羽先を30分くらい煮て、鶏の栄養が溶け込んだスープにゼラチンを入れて溶かし、さらに栄養分をアップさせます。茶漉しなどで、スープを濾し、人肌より少し高いくらいの温度にして、シリンジで口の横から少しずつ飲ませると、栄養分が高く、病気の猫でも痩せません。少しだけでも食べられるようなら、煮た身もほぐして猫にあげてみましょう。本来、猫は肉食動物ですから、肉は非常に消化がいいので、病猫にはうってつけなのです。 5.動物病院専用ちゅ〜るを食べさせる 猫のお医者さんが、「最終手段はコレ」という動物病院専用の高栄養のちゅ〜るがあるので、もらってきて猫に舐めさせます。自発的に舐めない場合は、シリンジに移して強制給餌します。市販の「エナジーちゅ~る」も同じく高栄養食品ですが、動物病院専用ちゅ~るとは別モノだそう。カロリーはどちらも14kcalで同じですが、動物病院専用ちゅ~るにはタウリンおよび乳酸菌が配合されておりまた、成分値で脂質の比率がエナジーちゅ~るは5.5%以上、動物病院専用ちゅ~るは3.8%という点も異なっています。市販はされていないので、動物病院の先生に聞いてみてください。 ... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

影絵のケッタくん

猫たちは窓と障子の間に入るのが好き。今日も中でガサガサゴソゴソ。私はこれを見るのが好きなので、ちょこっと障子を閉めて、しばし猫の影絵アートを楽しむ。 ん? 何か言いたそうな猫の影だね。 はい、なんでしょう? うーん、誰だろう。まず長毛の猫ではないから、ててぃんかケッタかなー!? でも小柄だから、ケッタだな! 当たり? 障子を開けてやると。 いつもはガニ股のケッタくんが、まるでランウェイを歩くモデルがごとく綺麗な歩き方で私のほうへ歩いてきた! ほら、やっぱりケッタくんだ。かあしゃんちゃんとわかったでしょう? 障子の裏から出てきて、ナデナデの催促をするケッタくん。 この一連のお遊びを、実は毎日やって楽しんでいるフタリなのでした。 障子に映る猫の影絵遊び、皆さんも家に和室があったらぜひお試しを。 猫のいるおうちの障子は、ワーロン障子が絶対にオススメ。見た目は普通の障子ですが、猫が爪を研げない! 体当たりされても破れない頑丈なアクリル製の障子です。ウチも紙の障子は猫にズタズタボロボロに破かれて、ワーロン障子に変えました。   ... Read More | Share it now!

Cat Casa 清瀬

Cat Casa(キャットカーサ)清瀬に込めた思い

「猫と暮らすための家」作りました! 気持ちのよい陽だまりの中で、猫は広いキャットステップでお昼寝したり、ぴょんぴょん登って、キャットウォークを駆け回ったり、くつろいだり。狭いところが大好きな猫のための猫だまりBoxから顔を出して、飼い主のすることを眺めていたり。心地好さそうな猫の顔を眺めている飼い主もしあわせな気持ちになれる。 猫が楽しく暮らせる家は、飼い主にとっても居心地よくしあわせに暮らせる家だと思います。 初めまして。... Read More | Share it now!

猫まみれの日々

地域ネコを救え!猫殺処分ゼロ最前線!

東京・千代田区は、猫殺処分ゼロを今年で6年間継続している地域です。行政とボランティアが連携・協力して「飼い主のいない猫」の問題に取り組んでいます。ほんの15年ほど前までは、避妊去勢をしていない野良猫が、次々と子猫を生み、交通事故や病気でどんどん死んでいく、猫の餌やりや糞尿への苦情も多かったのです。 そこで千代田区が、猫の保護活動を行うボランティアを募集し、保健所と連携して野良猫を避妊去勢して、一代限りの地域猫として、地域の人が餌やりやトイレの世話などをするようになったのです。保健所や警察に、捨て猫がいる、倒れてぐったりしている猫がいると通報があると、すぐボランティアに連絡が行き、即座に出動! 猫を素早く保護して病院に連れて行き、手厚く治療して、譲渡する活動を行なっています。猫の譲渡会は区役所でも行われ、区長さんも毎回見学に来られます。まさに官民一体となって、「飼い主のいない猫」対策に取り組んでいるのです。千代田区では、「飼い主のいない猫」の避妊去勢代、保護猫の治療費なども、助成金を出しています。 千代田区という場所柄、大規模な再開発やオリンピック開催のための道路拡張や大きな建物を建設したりと、猫たちが暮らせる場所が減ってきています。そういった人慣れしていない大人猫たちの保護も行なっており、猫を人に慣れさせるための社会化をしてから譲渡する活動も行なっています。 時には、「千代田区は猫の殺処分ゼロだから捨てても猫が殺されない」と、区外から猫を捨てにくる不届き者まで来るように。うちのケッタくんも、区外から車で乳飲み子の子猫を連れてきて、遺棄された猫の1匹でした。 千代田区という限定された地域での活動ではありますが、本当は保険所の人たちも、誰も罪なき猫たちを殺したくはないのです。千代田区の「飼い主のいない猫対策」がひとつのモデルケースとなって、行政とボランティアが連携・協力すれば、猫殺処分ゼロは日本全国、どの地域でも達成できるのです。 今では、日本全国から猫殺処分ゼロのモデル地域として、多くの行政やボランティア団体から、千代田区や猫を保護しているボランティア団体「一般社団法人... Read More | Share it now!

お勧め猫グッズ

サンマ祭り

おーい、みんなー! いいものが届いたよー! 猫たちのためにお取り寄せした、またたび入りのサンマの蹴りぐるみ。サカナ感がリアルで、普通にじゃれているだけでも人間はおかしさがこみ上げてくるから不思議。 もちろん、猫たちも夢中デス。 ちゃんすけ爺ちゃんも気に入ってくれたみたい。 またたびの香りが漂って興奮したのか、ケッタがちゃんすけからサンマを横取りしようとやって来ていきなり猫パンチする。 コラコラコラッ、爺ちゃんに乱暴はダメだってば! ちゃんすけからあっさりサンマを取り上げたケッタは、興味津々に手を出したり、抱きついたりして遊ぶのでした。 この光景を見ていると、漁港あたりの猫みたいというか、サザエさんの「お魚くわえたどら猫〜♪」のエンディングテーマが頭の中を駆け巡りません? 14才のおばあちゃん猫、ふうちゃんも楽しんでマス。 どう見ても本物の魚に食いつく猫に見える😆!   ... Read More | Share it now!

お勧め猫グッズ

花ちゃんのエリザベスカラー

花ちゃん、お腹に小さな腫瘍ができて、切開手術をすることに。 そこでやらねばいけないこと。術後に使うエリザベスカラーを取り出して、試着させること。 ええと、どこに入れたかな、と。 物入れの中をガサゴソ探して見つけたら、あらら。 あちゃー。ごめんごめん。保管場所が悪かった。後からいろんなものを入れてたら、花ちゃんのエリザベスカラーがひしゃげちゃった。 慌てて、すぐネットで良さげなのを注文。これならピンクで白猫の花ちゃんにつけたら、ウルトララブリーになるはず! 柔らかい布製なのもいいし、と買ったのがこちら。 う、うん。似合ってるっていうか、まるでラフレシアの花みたいな迫力だよ。 ラフレシアっていうのは、東南アジア島嶼部とマレー半島に分布する、世界最大の花でこんなの。人が乗れるくらい大きくて、毒々しい感じの花。汲み取りトイレの臭いがするというキョーレツな植物です。 花ちゃんは小柄だから、エリザベスカラーが大きすぎてフィットしないのかな。 そういえば、ネットで見かけたエリザベスカラーの意外な代用品があったのを思い出したので、花ちゃんにかぶせてみる。 それは私が食べた後のどん兵衛の底に穴を開けたエリザベスカラー! いや、すごく似合ってるよ、お姫様みたいに素敵。さすがは花ちゃん、なんでも上手に着こなすねぇ。美人は服を選ばずだってのは本当だねぇ。... Read More | Share it now!