部屋の中がな〜んか臭い。まさか部屋の中で誰か粗相でもしたのか!? と思ったら、ちゃんすけがお尻の毛にべっちょりうんちをつけて歩いてる。
あちゃ〜、下痢しちゃったか。
うんちのついたお尻の毛は、うんちごとハサミでチョキチョキ。こうするとまた下痢便をしたときに部屋の中を汚されないですむので〜。
それから、お薬のまないとね。
薬のやり方は、大人しい子ならねこの頭を上に上げ、口を開けさせて、喉の奥にポトリと薬を落とすようにして飲ませればいいが、抵抗して暴れまくるねこや人に触られるのが嫌な家庭内野良猫には、この手は使えない。
ちゃんすけも正攻法で薬を飲ませようとすると、飼い主が傷まみれになるのでこの方法。
まず、こんなとき用に獣医さんにもらっておいた薬を、ねこの分量に四等分する。ちょっとした下痢くらいなら、小児用の市販薬をねこの体重で割ってカットすれば使うこともできるので、お薬カッターがあるとすごく便利。
サランラップをちょっと切って、破れないように二重にたたみ、そこに薬を挟む。上からすりこぎで、ちょっとこんこん叩くと、薬が簡単に粉末に。
薬は、ねこが残さない程度のウェットフードやちゅ〜るなどに混ぜて食べさせてもいいけれど、ウェットフードだと食べたり食べなかったりのドライフード専門の子には、うちはフリーズドライささみを手で細かくほぐして、そこに薬を混ぜている。
このフリーズドライササミ、うちの5匹中5匹が目の色を変えて食べるので、かなり嗜好性が良いらしく、病気の時でも自発的に食べてくれるのが有難い。
一服盛ったササミを、ばくばく食べるちゃんすけ。ものすごく苦い薬とかでなければ、だいたいこの手でうちのねこは自発的に食べてくれます。
ねこに飲ませたら、よだれがわぁーっと出て、薬もよだれとなって全部出てしまった。なんていう場合は、薬の味がすごく不味いとか、苦い場合よくあるので、そういう時は私は薬の端っこをちょっとだけ切って味見。こりゃ人間でも飲めないわ、と思う場合には、私の場合は、獣医さんに別の薬に変えてもらうか、オブラートを小さく切って薬の表面を覆うようにして、少量の水で薬から剥がれないようにしてから、ねこに飲ませるのがオススメです。
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